壁だったのは値段ではなく、「分からない」でした
こんにちは、健ちゃんです。
企業向けの高い道具が個人へ降りてくるとき、最初に消えるのは値段だと思っていました。でも、実際に触ってみて、順番が逆だと分かりました。
先に消えたのは「分からない」のほうでした。
イケハヤさんが開発しているマーケティングOS「Rondo」のテスターを始めました。まだ開発中のツールですが、インストールしてみて、これはかなり大きな変化になりそうだと感じています。
今日は、その話を書きます。Rondoはまだ発売前なので、最後に「発売を待たずに今日できること」も一つだけ書いておきますね。
導入作業のほとんどを、AIが進めてくれました
テスターのお話をいただき、僕はすぐに「やります」と返事をしました。最初はダウンロードで少しつまずきましたが、その後、夜からインストールを開始しました。
驚いたのは、導入作業がかなり自動化されていたことです。インストール方法が書かれたMarkdownファイルに従って、必要な作業をどんどん進めてくれます。
もちろん、途中で確認される項目もあります。たとえば、メルマガ配信に使う外部サービスの設定や、利用するドメインについてです。Rondo自体はCloudflare上に展開され、そこへアクセスして利用する形になります。そのため、Cloudflareを使っていない人は、まずその設定から始めることになります。
僕の場合は、メルマガの送信元ドメインに関係する細かな設定まで判断し、進めてくれました。
技術的な内容をすべて理解していなくても、必要な質問に答えながら進められる。この安心感は、かなり大きいです。
「高いから使えなかった」だけでは、なかったんです
Rondoはいわゆるマーケティングオートメーション、つまりMAのツールです。
これまでのMAが個人に手を出しにくかった理由は、二つあります。
一つ目は料金です。企業向けのサービスでは月額数万円からというものもあり、配信数が増えるほど料金も上がります。個人が試しに使ってみるには、負担が大きすぎますよね。
二つ目は難しさです。メルマガ配信だけではなく、リスト管理や分析まで含めて全体を設計する必要があります。機能が多いぶん設定項目も多く、どこを触ればいいのか分かりにくい。
僕は今もメルマガ配信にマイスピーを使っています。マイスピーでも自動化はできますが、以前から使い方が難しいと感じることがありました。そこにSNSや分析まで加わると、企業のマーケティング担当者でも運用はかなり大変だったと思います。
ここで考えてみてください。もし月額数百円のMAがあったとして、あなたは使いこなせたでしょうか。
僕は、たぶん契約したまま放置していたと思います。だから、値段だけが壁だったわけではないんです。
覚えてから使う道具から、聞きながら使う道具へ
Rondoの面白さは、AIネイティブに作られていることです。
分からないことがあればAIに聞く。忙しいときは、できる作業をAIに任せて進めてもらう。これまで複雑だったMAの操作を、AIとのやり取りに変えていけます。
つまり、覚えてから使う道具ではなく、聞きながら使う道具になったということです。
この差は、値段の差より大きいと感じています。学習に必要だった時間が、そのまま運用の時間へ回せるからです。
僕は、Rondoのようなツールがこれから増えていくのではないかと考えています。従来なら専門知識を持つ人が時間をかけて設定していた仕組みを、AIと一緒に作り、運用する。Rondoは、その流れのかなり早い段階にあるプロダクトの一つではないでしょうか。
しかも、開発者自身が日々使い、実績を出している仕組みが土台です。自分で一から似たものを作ると、動くところまでは到達できても、「この設計で本当に大丈夫か」と不安になることがあります。すでに実運用されている仕組みを、手の届きやすい価格で使えるなら、時間を買う投資としても魅力的です。
配信コストも、小さく始められます
メルマガ配信には、Resendという外部サービスを使います。配信数が少ない段階なら、無料枠の範囲で始められる可能性があります。読者が増えた場合も、必要な配信量に応じてプランを選ぶ形になります。
僕のメルマガ読者は、昔から登録してくださっている方を含めて3000人弱います。ただ、今も実際に読んでくださっている方だけを考えると、移行を機にリストを整理したほうがいいかもしれません。
新しい配信スタンドへの登録をお願いし、今も読みたい方に移っていただく。そうすれば、読者数は減っても、よりアクティブな人たちに届けられるようになります。
人数だけが多いリストではなく、本当に読んでくれる人との関係を作る。その意味でも、移行はよいきっかけになりそうです。
商品がなくても、リストづくりは始められます
「自分には販売する商品がないから、まだMAは必要ない」
そう思う方もいるかもしれません。でも僕は、商品がなくても使う価値はあると考えています。
自分の商品がなくても、誰かの商品を紹介することはできます。そのとき、SNSで一度投稿するだけでは、なかなか購入にはつながりません。フォロワーが多かったとしても、投稿が流れてしまえば終わりです。
一方、メルマガなら、読者が内容をきちんと読み、自分に必要かどうかを判断できます。だからこそ、まずは自分の発信に興味を持ってくれた人のリストを作ることが大切です。
そのリストを集める導線を作り、反応を分析していく。商品ができてから慌てて始めるのではなく、今から少しずつ土台を作っておくのです。
これは将来の売上だけではなく、あなたの発信を本当に待ってくれる人とつながるための準備でもあります。
今日できることは、一つだけです
Rondoはまだ開発中で、僕もテスターとして触っている段階です。ですから、この記事を読んで今日すぐRondoを使う、という話にはなりません。
その代わり、今日できることが一つあります。
自分の発信に興味を持ってくれた人を、受け取れる場所を作っておくことです。専用のページでなくてもかまいません。記事の末尾でも、プロフィール欄でも、置ける場所ならどこでもいいと思います。
道具が降りてくるのを待ってから土台を作ると、そこからまた時間がかかります。逆に、受け取る場所さえ先にあれば、道具が整った日から動き出せます。
高くて難しかったものが、AIによって少しずつ個人の手に降りてきています。降りてきたときに、すぐ使える側にいましょう!
編集後記
僕は今、3Dの人体モデル制作にも取り組んでいます。
これが本当に難しくて、驚くほど細かなところでうまくいかないことがあります。それでも、3Dは面白いんですよね。しっかりした人体モデルを作る流れを確立し、いつかそれを使って面白いものを作りたいと思っています。
Rondoのテストも3D制作も、まずは触って、失敗して、少しずつ理解していくしかありません。新しいものに挑戦できる環境を楽しみながら、今日も前に進めていきます!
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